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記念すべき海外1号店! 上海オフィスの紹介

記念すべき海外1号店! 上海オフィスの紹介

こんにちは! ユーザベース コミュニケーションチームの因幡です。

ユーザベースは現在、上海、香港、シンガポール、スリランカ、そしてアメリカと海外5拠点に展開しています。今回は、現地視点からみた上海オフィスについて、馬(ま)さんから紹介してもらおうと思います! ぜひお楽しみください。
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皆さんこんにちは!ユーザベース上海オフィスの馬 雲川(Francis Ma)と申します。

まず上海と聞いたら何を思い浮かべますか? 高層ビル? 上海蟹? 万博?
上海はどんなところ?ユーザベースの上海拠点の役割は? どんな楽しさと悩みがあるの?

今日は、実際に上海で働いている視点から、ユーザベースの上海オフィスを紹介していきたいと思います。ちなみに私自身は上海出身ではないので、ちょっとした独断が入っているかもしれないのでご容赦ください(笑)。伝えきれない部分は、ぜひ上海に見に来てください!

目次
SPEEDAログイン画面でも使用している、上海上空から撮影した写真です

SPEEDAログイン画面でも使用していた、上海上空から撮影した写真

記念すべきユーザベース海外1号店

ユーザベース上海オフィスは、ユーザベースが設立した、最初の海外拠点です。
2013年3月に海外アナリストチームを立ち上げ、大中華圏(中国、香港、台湾)の業界情報リサーチに特化してきました。さらに、2016年7月にはグレーターチャイナ地区責任者として伊藤が参画し、営業拠点の役割も担っています。

上海オフィスが入居するビル

上海オフィスが入居するビル

こちらが上海チームの写真です。女性が多いと思われましたか?中国では、アナリスト職や調査関連の仕事は女性が多い特徴があります。

上海メンバー

上海メンバー

広くて深い、ニッチな業界リサーチが特徴

上海オフィスのアナリストチームでは、主に大中華圏のリサーチ業務を提供しています。

SPEEDAを利用しているお客さまからのカスタマイズリサーチにもお応えしているのですが、「ドローン」や「VR」など、新しく出現したニッチな分野のリサーチも多く、お客さまの要望にあわせて幅広く調査しています。

目まぐるしく変化する上海はリサーチネタの宝庫

上海は中国の中でも金融・商業・貿易がもっとも発達した都市です。経済規模が中国最大で、港の貨物取扱量はなんと世界一なんです!

19世紀にイギリスやフランスなどの租界(そかい)があったため、あちらこちらにヨーロッパ風の建築が残っている美しい街並みが広がっています。

古き良き伝統も残っており、成熟された産業がある一方で、新しいものやサービスも次々と出現しています。

SNSの発達はもちろん、Alipayや Wechatpayなどのスマホ決済、当日配達も可能なEC、フードデリバリー、自転車シェアなどのサービスは出現してからわずか数ヶ月で市場規模を拡大させ、その後、熾烈な競争が繰り広げられる中で優勝劣敗が決まっていきます。

この状況のもと、上海のアナリストチームはお客様からのリサーチ依頼に対して、本質を突いた情報をお届けできるように、日々情報収集を行っています。

NewsPicksで連載しているSPEEDA総研にも、中国の食事宅配市場について執筆しているので、よろしければご覧ください。

ユーザベースらしさを追求する

上海オフィスでも、多様性を受け入れる「ユーザベースらしさ」を大事にしています。

SPEEDAを利用されるお客さまはアジア各国、色々な国や地域に広がっています。文化や習慣、バックグラウンドも異なり、ニーズもさまざまです。

また働くメンバーも中国全土から集まってきており、経歴も多種多様。幅広い提案ができるという強みがある反面、意見がぶつかる時や迷うこともたくさんあります。

そういうときは、ユーザベースで大事にしている「オープンコミュニケーション」に立ち返ります

まずは相手を受け入れ、お互いの意見を尊重する。ユーザベースとしてするべきこと、お客さまに提供できることを考えると、不思議と解を見出せることができます。

価値観や人種、性別などお互いの違いを認め合い、互いに尊重するからこそ、思ったことはダイレクトに伝え合う。そんなフェアでオープンなコミュニケーションを徹底するように心がけています。

営業、採用……チャレンジングな環境だからこそ達成感も大きい

ユーザベースの上海での認知度はまだまだ低く、営業や採用については、試行錯誤を繰り返しています。

たとえば上海オフィスの営業チームは、香港オフィスの営業チームとタッグを組み、中国現地の日系企業や外資系ファンド、地場の事業会社を中心に営業活動に力を入れています。

ほとんどのメンバーが中国全土からアジア各国まで飛びまわっていますが、どこでも杯を交わすと相手との距離が縮まり仲良くなるのは、どこの国に行っても変わらないようです(笑)。

また採用視点では、候補者の方や採用エージェントとコミュニケーションをとりながら、根気強くユーザベースの魅力を伝えるようにしています。

「経済情報で、世界を変える」という私たちが大事にしているミッションや熱量が伝わることで、0が1となり、1が2になっていく。そうやって、地道に努力を積み重ねた結果、応援してもらえるようになったときの達成感はとても大きいです。

広大な中国での生活を楽しむ

個人的な意見にはなりますが、私から見て上海は中国の都市の中でも最も日本に似ているように思います。はっきりとした四季があり、6月には梅雨シーズンもあります。

上海も美しい町ですが、周辺にも蘇州、無錫、杭州、紹興、寧波などたくさんの都市があり、約1時間ぐらいかけて郊外に移動すると、まったく違う風景が広がります。

左下の写真は海のように見えますが、中国3番目に大きい淡水湖の「太湖」で、面積が琵琶湖の約3.4倍だそうです。
また、上海の料理「本帮菜(ブンボンツェ)」は中国の他の地域に比べて味付けがあっさりしていて、醬油ベースで素材本来の味が楽しめます!

ぜひ皆さんも、上海に来たときには楽しんでみてください♪

上海のあれこれ

本記事にはすでに退職したメンバーも含まれております(組織名・役職は当時)

執筆:因幡 恵・馬 雲川
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