BXデザイナーってどんな仕事?
BXは「Brand Experience Design(ブランド エクスペリエンス デザイン)」の略称です。
以下のようなクリエイティブ制作にあたります。
- セミナーやイベントの集客バナー
- 番組制作に関連するクリエイティブ
- ブランディングにまつわるサービスサイトのデザイン
- 展示会ブースやノベルティのデザイン
- イベントや事例のレポート、営業資料のデザイン
- ブランドアイデンティティのビジュアライズ、言語化

伊藤が制作したFORCASのパンフレット

横田がデザインを担当したSPEEDAのイベント
BXの仕事等に関わる人たちは、主にマーケティングチームやセールス、カスタマーサクセスとタッグを組んで、各ブランドのデザインをすることが多いです。
FORCASでは最近『BDR Innovation』『DX Leaders』『SaaS Exhibition』など、番組配信が多いので、番組で使用するスライド、バナー、映像などにクリエイティブを展開していきます。映像チームとコラボレーションしながら制作することが多いです。

BXデザイナーに求められる能力・人柄は?
- チームのビジョンに共感してくれる人
SaaS Design Division "DESIGN BASE"では「DESIGN FORWARD(デザインの力で世界を前に進める)」というビジョンを掲げています。この場合の世界というのは、自分にとっての身の回りの小さな世界でもいいと思います。何かを変えたいとか、良くしたいという意識がある人と仕事ができると嬉しいですね。(伊藤)
- 自分の意志をちゃんと持てる人、意志をデザインできる人
ユーザベースのBXデザイナーは、たくさんの部署からのリクエストが多く、うまくコントロールしないとタスクが溢れてしまいます。そこから優先度をきちんと決められる人、優先度を決めるときにも事業の課題として「これが大事だからやらないといけない」と見極める力がある人。
「面白そうだからやってみたい」と、自分の意志できちんと優先順位を付けられる人、仕事に追いかけられないように自分で交通整理できる人だと楽しんでできるような感じがします。(伊藤)
自分で動ける素質を持っている、行動指針がある人であれば、自分で考えて動けられますよね。そういうアクションができると、かなり活躍できるのではないかと思います。(横田)
- 言語化能力
作ったものをロジカルに説明できるかどうかで、ビジュアル自体の説得力が問われます。なのでロジカルシンキングは、いろいろな場面で求められると思います(横田)
必要なコミュニケーションスタイルは?
・リクエストを、自分なりに咀嚼する
例えば、展示会用のパンフレット作成の場合。マーケティングチームから受け取った構成の台本割などについて、リクエストそのまま受け入れるのではなくて、つくる意義とか、その効果を自分なりに考え、咀嚼して、再解釈できることが求められます。
わからないなら聞きに行って、理解するのが大事だと思っています。お互い納得するものを作るように動くということですね。(伊藤)
どのようなキャリアを歩めるの?
- ブランディングに関われる
依頼されたものをデザインするだけではなく、ブランディングにつながるアクションを自ら考案していける環境があります。たとえば、fontやオリジナルイラストを考案したり、ブランドの統一性を考えたときにプロダクトUIとの連携も自然な流れなので、UI自体のスキル習得にもつながりますね(横田)
- ユーザベース独自のユニークな番組制作に携われる
ユーザベースには映像配信専門のチームがあるので、配信番組のクオリティがすごく高い。その中で僕たちBXデザイナーは番組コンセプトなどを議論して、LPなどのビジュアルに落とし込みます。映像の中で使われるオープニングムービーなどのディレクションにも挑戦できる環境です。(伊藤)
まさにそれを放映する自社の動画配信プラットフォームの新規事業が昨年立ち上がり、その事業では初期の段階でBX、UIの両観点をトータルにブランディングする挑戦の機会を得ています(横田)
- 成長速度が速い
まだまだ発展途上の会社なので、課題が多く存在します。そこをうまく整理して、何が問題なのか、課題なのかを見つけ、そこに向かってデザインしていく能力が高められそうな気がしています(伊藤)