「誰もがビジネスを楽しめる世界」とは、昨年12月に公表したユーザベースのパーパス「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」の一節です。
私たちユーザベースは、経済情報プラットフォーム「SPEEDA」やソーシャル経済メディア「NewsPicks」などを運営しており、「経済情報の力」を信じ、強いこだわりがあります。
でも、「誰もがビジネスを楽しめる世界」の実現のためには、「経済情報の力」以外の何かしらの力もきっと必要なはず。それはユーザベース単独の頑張りで、なんとかなるものではないとも思っています。だって壮大すぎるじゃないですか! 「誰もが」 ってそれぐらい難易度が高いことですよね。
今回のリニューアルのきっかけは、チームリーダーの菅原からの提案でした。

最初は正直ピンとこなかったし、これまでの思い入れもあって、いま振り返るとかなり強い抵抗感がありました。
2020年8月にはnoteも立ち上げ、それなりに成長させてきた自負もあるし、Indeedさん主催のOwned Media Recruitingでグランプリもとったし、一定の自信もあった(鼻息荒め)。でも、菅原のリニューアルコンセプトを聞いて、何度も対話を重ねるうちに、「なんでココまで突き詰めて考えてこなかったんだろう」と猛省。
今も編集長の名に恥じないよう、新しいコンセプトに見合う企画を立てるのに毎日必死です。
誰もがビジネスを楽しめる世界は、サステナブルに発展する世界そのもの。ということで、ユーザベースの7つのマテリアリティ(重要課題)への取り組みの発信にも新たにチャレンジしていきます。
ちなみに『UB Journal』という名称を『Uzabase Journal』に変更したのも、菅原のアイデアです。

この記事をご覧の方は、これをきっかけにぜひ社名を覚えていただければ幸いです。Uzabaseの読み方は、「ウザベース」ではなくて「ユーザベース」ですよ! どうぞお見知りおきください。
なお、今回のリニューアルに伴い編集体制を強化します。なんと、私以外の編集・執筆担当メンバーが2名も増員されることに!

ロゴも変更になりました。初代、二代目、そして三代目と、そのときのフェーズにあったデザインになっています。


今後は記事内のグラフィックにも注力して、面白いコンテンツをお届けできるよう努めますのでお楽しみに。
メンバー募集中なので、「ありかも」と思った方はこちらよりご応募ください!
最後に、私から少し思い出話と意気込みを。
『UB Journal』が正式にスタートしたのは、2018年6月。それ以前はWantedlyブログで情報を発信しており、その記事を移設しスタートしました(なので記事は2017年分からあります)。
初代編集長の山田さん(現 LayerX社)は「オウンドメディアではなく、コーポレートメディアだ」という強い思いを持っており、NewsPicksというメディアを抱えている以上、そのクオリティを目指そう! とスタート(だから今回のリニューアルでも「コーポレートマガジン」と名乗っているのです)。
当時フリーライターをしていた私は、たまたま取材で訪れたユーザベースで前編集長と名刺交換をし、「うちでも書きませんか」と声をかけてもらったんです。まだオフィスが恵比寿にあった時期です。
私が最初に執筆を担当したのが、2018年8月公開のこの記事です。
その後も何本か外部のライターとして記事を執筆、あれよあれよという間に業務委託として編集に関わることになり、「もう社員になっちゃいなよ」と入社しました。
編集長を引き継いだのは、2020年1月。
そこから約2年半を経て、今回のリニューアルになります。
今後はパーパスである「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」に近づけるよう、探索を続けていきます(いや毎日ホントに必死)。
将来的に記事を英訳して、海外の方々や海外オフィスにいるメンバーにも読んでほしいという密かな野望もあります。
